【赤坂ランチ】いなげ家【赤坂ランチ】
おひゃあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ。
つっ、遂に
赤坂神店を開拓してしまったああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ。
そっその名は!?
いなげ家
導かれるようにこの店の前に来てしまった。
ただふらふらと赤坂の街を彷徨っていたら、この店が唐突に現れたと言っているのである。
なんだ、ここは…
ただならぬオーラだ。
韓国風焼き肉を食べるつもりだったけれどもうそんなことはどうでもいい。
この店に今ここで入らなくては一生後悔する気がする。
入店っ。
落ち着いた和な内装。
確かな格式高さを感じるが、
尻込みする様な雰囲気ではなく家庭的な雰囲気が◎。
女将さんもちゃきちゃきな振る舞いが心地よい。
いなげ家は本来、うなぎ屋である。
しかしうなぎはやはり高い。
到底貧乏糞フリーターである私には手が届かないもの。
しかし、このいなげ家は私のような恵まれない大人に優しい。
1000円の定食を提供しているのである。
私はたまらず、牛そぼろとピータン豆腐の定食を召喚依頼。
こんな感じぃ。
ピータン豆腐めちゃうま。てか和食屋なのに中華を小鉢にするって変わっているな。しかしそんな絶妙なチョイスがこの度この店が神店であるという由来。
牛そぼろ。それは香ばしい。温泉卵と絡み合ったそぼろメシは脳内麻薬ドバドバ状態へ
誘う。
たくわんや煮浸し等の前菜も嬉しい。
こういうところで、その店の格式が計れるものである。
実際、この店は私などには相応しくない、高級店である。
私の後に入店した初老のおじいさん。
やぁ久しぶりに来たとなにやら感慨深げ。
女将との会話を聴いてみると、この店は60年の歴史があるそう。
そして、初老の男性。昼からポン酒の冷をお猪口でチョコチョコやり始める。
うむ、これでこそ、ご隠居。
将来の憧れがそこに座っていた。
ところで最近、胃の調子が芳しく無く。
そぼろ丼を大盛りにしたら半分も行かないところでお腹いっぱいに…
しかし、この店で残すということは本当に失礼な気がしたので(どこでも失礼だけど)頑張って食す。
今度は、斜め前の男女の客。
男が女に人生論を語っていた。
女性の方はどうやら芸能関係の人みたい。(某テレビ局が近くにあるので珍しいことではない。)
ふとした話から、星の王子様の話に。
しかしさっきまで小気味よく説教たれていた男、星の王子さまを知らない。
「え?なにほしの王子様て。カレー?」
等とほざく始末。
それを聴いて心のなかで
「はああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ??????星の王子様を知らねえだーああああああああ?????????????しかもカレーってなんだよ!タイアップしているだけでその商品のアイコンだと勘違いしてんじゃねーよ!!!!ていうか、星の王子様の存在も知らねえ奴が偉そうに人生論語ってんじゃねえ。ぽめぇみたいな雑魚野郎がこの店に堂々と来店し、女将に常連っぽく話しかけんなYO!とりあえず、小学校の入学式から人生やり直しやがれ。」
と一頻り罵倒した後に、サービスのアイスコーヒーでクールダウン。
この店、本当にサービスが良い。
この定食が1000円というだけでも驚きなのに、
香ばしく澄み切った味のアイスコーヒーがサービスとは!
良い気持ちにさせて頂きました。
色々な店を訪れてきたけど、遂に「穴場」を知れたかも。
次回からも頑張って良い店探します。
ばーい。